【フォード フォーカス 発売】安全技術を数多く搭載

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フォード・フォーカス
フォード・フォーカス 全 10 枚 拡大写真

フォード・ジャパン・リミテッドは4月13日より、新型『フォーカス』の販売を開始した。このクルマにはフォードの安全技術が数多く搭載されている。

同車試乗会において、フォード・ジャパン・リミテッドマーケティング部の野口美生さんは、大きくアクティブセーフティとパッシブセーフティの2つに分け、その特徴を説明した。

アクティブセーフティでは、“アクティブシティストップ(自動ブレーキ)”が標準装備されることが特徴だとする。これは低速域での自動ブレーキシステムで、渋滞時及び市街地での低速走行時に、前方車両への衝突の危険が高まった際、その危険を回避、あるいは衝突時の被害を軽減するためのシステムだ。センサー部分はフロントに搭載。レーザーセンサーで前方の車両を検知し、その反射を検知して自動ブレーキが作動するタイプで、フォードの場合時速30km以下で機能する。また、フォード独自の車両安定化技術、アドバンストラックも搭載。これは、トラクションコントロール、ABS、横滑り防止装置などを統合制御し、車両の安定化を確保するシステムだとする。

パッシブセーフティでは、運転席、助手席、サイドエアバッグの他、1列目、2列目をカバーするサイドカーテンエアバッグなど、計6つのエアバッグを搭載。側面衝突に関しては、テーラー圧延工法を用いたボロンスチールを採用したBピラーや、サイドインパクトバーを採用することで、側面衝突から乗員空間を高いレベルで保護する。また、フロントの衝撃に対しては、トリニティフロントクラッシュ構造で、衝撃の吸収を3方向に分散し、乗員空間を衝突の衝撃から守る構造を採用した。

これらにより、「世界でも高い安全評価を得ています。ユーロN-CAPでは5つ星を獲得しているだけでなく、北米ではNHTSAでも5つ星を獲得しました」と高い安全性能を備えていることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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