【MFJ全日本ロード 第2戦】ホンダ、秋吉耕佑が開幕2連勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
秋吉耕佑選手(ホンダ)
秋吉耕佑選手(ホンダ) 全 14 枚 拡大写真

MFJ全日本ロードレース選手権・第2戦は4月14日、鈴鹿サーキットで「2&4」として「全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ」と同時開催、JSB1000のみが行われた。

今回のレースで、秋吉耕佑(ホンダ)は、鈴鹿8時間耐久ロードレースへの準備を兼ねて、鈴鹿8耐仕様のマシンを持ち込んだ。ブレーキ、サスペンションと、ニューパーツが投入されたマシンを調整しながらも、予選ではポールポジション(PP)を獲得。2番手に柳川明(カワサキ)がつけ、3番手に高橋巧(ホンダ)がフロントローに並んだ。

決勝でホールショットを奪ったのは秋吉、それを柳川、高橋、中須賀克行(ヤマハ)のオーダーでレースがスタート。高橋はS字で2番手に浮上し、隊列は秋吉、高橋となるが、200Rで多重クラッシュが発生。パーツが散乱したため、セーフティカーが導入され、2人のビハインドが消えた。セーフティカーが解除されると、6ラップ目からレースは再開し、残り10ラップの戦いとなった。

秋吉はリスタートからマシンが横向きになるようなスライド走行で飛ばし、2番手の高橋とのビハインドを7ラップ目には1秒9とし、その差をジリジリと広げて独走態勢を築き上げた。9ラップ目には2分7秒008のファステストラップを記録。2番手の高橋も2分7秒台で秋吉を追いかける。3番手には加賀山就臣(スズキ)が浮上し、柳川、中須賀との激しい3番手争いを繰り広げた。

首位を走る秋吉は快調なペースで飛ばし、2番手には高橋。3番手の加賀山は、柳川、中須賀を突き放して単独3番手となり、少しずつ高橋を追い詰める。しかし、そのままのオーダーで最終ラップを迎え、秋吉は豪快なウイリーゴールで2連勝。高橋も加賀山を振りきって開幕戦から連続2位を獲得、ホンダが開幕戦に続き、1-2でチェッカーを受けた。3位には加賀山が入った。

■JSB1000 第2戦決勝
1位:秋吉耕佑 ホンダ
2位:高橋巧 ホンダ
3位:加賀山就臣 スズキ
4位:柳川明 カワサキ
5位:中須賀克行 ヤマハ
6位:津田拓也 スズキ

■ポイントスタンディング
1位:秋吉耕佑 ホンダ 50P
2位:高橋巧 ホンダ 44P
3位:中須賀克行 ヤマハ 36P
4位:柳川明 カワサキ 36P
5位:加賀山就臣 スズキ 35P
6位:山口辰也 ホンダ 30P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る