【高機能プラスチック展13】愛知県の中小企業、アルミ調のプラスチックで自動車市場を開拓

自動車 ビジネス 企業動向
箔栄社の高機能プラスチック(高機能プラスチック展13)
箔栄社の高機能プラスチック(高機能プラスチック展13) 全 3 枚 拡大写真

脱ガラス、金属代替、軽量化などの面から近年市場拡大を続ける高機能プラスチック市場。それを一堂に集めた展示会「高機能プラスチック展」が4月10日~12日にかけて東京ビッグサイトで開催された。

そこにアルミ調の高機能プラスチックを出展したのが愛知県名古屋市に本社を構える箔栄社だ。同社はプラスチックの加飾を得意とする企業で、スマートフォンカバーや化粧品容器などを主に手がけてきた。

そんな会社が自動車市場を開拓しようとして開発したのが、アルミ調の高機能プラスチックだったわけだ。「この技術は最近開発したもので、内から切削加工し、後工程で色をつけているのです。詳しい製造方法は企業秘密になっています」と同社関係者は話す。現在、特許を申請中とのことだ。

すでに自動車関連の会社からの引き合いもあり、同社ではこれから大きな商売に結びつくのではないかと期待している。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る