フェデラル・オート・ホールディングスは、中国自動車大手、上海汽車集団(SAIC)との間でマレーシアにおける英MGブランド車の販売再開を目指して覚書を取り交わしたことを明らかにした。販売再開に向け事業化調査を実施する。覚書の有効期間は1年間。
MGブランドは、マレーシアではブルックランズ・モーターズが輸入販売を手掛けていたが、すでに撤退。SAICは2007年にMGを買収しており、マレーシアにおけるMG車の販売再開のほか、現地組立(CKD)工場設立も検討している。
フェデラル・オートはMBMリソーシズの全額出資子会社で、スウェーデンのボルボ車の販売で事業をスタート。現在は独フォルクスワーゲン(VW)や三菱自動車の販売代理も手掛けている。