米ソラー(Soraa)は、マレーシアの委託生産業者への発光ダイオード(LED)ライトで利用するLEDモジュールの発注を増やす方針だ。
Soraaは、カリフォルニア州フレモントに本社を持つ。青色LEDの発明者である中村修二氏らにより設立された。同社はペナンのグローブトロニクス・テクノロジーにLEDモジュールとチップLEDの製造を委託している。イポーにおいても国内の電子製造企業に生産を委託している。
LEDモジュールは、同社のMR16型の指向性ライトの光源として利用されている。
トム・コールフィールド最高執行責任者(CEO)によると、指向性ライトの需要が高まっており、特に米国の商業及び特殊照明のアプリケーション市場での需要が高いという。MR16型指向性ライトの世界市場規模は40億米ドル以上と見られている。また年間で30%以上の成長が見込まれている。
同社は個体照明製品で利用される次世代型のチップLEDの発表を予定している。