3月の米PHV販売、ボルト 35.4%減…それでもプリウス を4か月連続で上回る

エコカー ハイブリッド
シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車が2012年春、米国での納車を開始した『プリウスPHV』。一方、GMが2010年末に発売したプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。両車の米国における、2013年3月の販売結果が出そろっている。

これは、両社が公表した3月の米国新車販売のデータから明らかになったもの。それによると、ボルトの3月の販売実績は1478台。前年同月比は35.4%減とマイナスに転じた。

ボルトは2012年春以降、5月1680台、6月1760台、7月1849台、8月2831台、9月2851台、10月2961台と、右肩上がりの販売を維持。しかし、2012年11月は1519台と落ち込み、12月は2633台と回復。2013年1月は、前年同月比89%増の1140台と大きく伸び、
2月も59%増の1626台と大幅増を維持していた。

対するプリウスPHVの3月販売台数は、786台。前年同月比は11.8%のマイナスだ。同車の米国販売は、2012年5月に1086台と増え、6月は695台、7月は688台と減少。8月は1047台、9月は1652台、10月は1889台、11月は1766台と、回復傾向を示していた。しかし、12月には1361台と減少し、2013年1月は874台、2月は693台にとどまっていた。

この結果、ボルトがプリウスPHVの販売台数を4か月連続で上回った。プリウスPHVは、2012年4月から2013年3月累計で、1万5103台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る