【ジャガー XKR-S クーペ 試乗】上質さも備えた超高性能スポーツクーペ…島崎七生人

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【ジャガー XKR-S クーペ 試乗】上質さも備えた超高性能スポーツクーペ…島崎七生人
【ジャガー XKR-S クーペ 試乗】上質さも備えた超高性能スポーツクーペ…島崎七生人 全 7 枚 拡大写真

均整のとれたプロポーションながら、フロントまわりを始めとした専用ディテール、リヤスポイラー等で凄みを効かす。さらに550ps/680Nmもの高性能と聞いたら、どれほど獰猛なのだろう……と、少し、腰が引けた。

【画像全7枚】

ところが『XKR-S』は、ほかのXK同様、こともなげに走り出した。サルーンのXJ、XFとも共通のダイヤル式セレクターを「D」にし、アクセルを踏めばよい。前=255/35ZR20、後=295/30ZR20のピレリ『P ZERO』を履く足回りも案外と乗り心地はよく、ロードノイズも思ったほど盛大ではなかった。アルミボディが高剛性なのは、もちろんこの『XKR-S』でも変わらない。

が、アクセルを踏み込み山道でペースを上げていくと、後輪から路面に伝わった駆動トルクがグイグイとクルマを前に押し出す。そしてスピードを乗せると、今度は前に吸い込まれるようなエンジンパワーを見せつける。その際に立つやや甲高いV8&排気サウンドは、まさに超高性能車一流のそれだ。

無闇にカーボン等が多用されていない室内に、スパルタンなイメージはない。それどころか天井にポルトローナフラウのレザーが貼り込まれていたりと、上質感を重視している。一見いかついシートも、ランバーサポートの微調整が効くなどし、小柄な体格でも快適、確実な姿勢がとれる。下の5つ星評価で「オススメ度」が星5つなのは、もちろん高性能を心から楽しみたいと思うユーザーなら対価に見合っているだろう……と考えるからだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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