小糸製作所、水銀フリーディスチャージヘッドランプの開発が文部科学大臣表彰を受賞

自動車 ビジネス 企業動向
水銀フリーディスチャージバルブとバラスト
水銀フリーディスチャージバルブとバラスト 全 2 枚 拡大写真

小糸製作所は、同社の技術者3名が「水銀フリーディスチャージヘッドランプの開発」において、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を4月16日に受賞したと発表した。

ディスチャージヘッドラエンプは、従来のハロゲンヘッドランプよりも明るく、低消費電力で長寿命という特長を有するが、放電灯である蛍光灯などと同様に環境負荷物質である水銀が発光物質として含まれていた。

同社が開発し、2004年7月から量産を開始した水銀フリーディスチャージヘッドランプは、光源だけでなく、点灯装置(バラスト)や光学系(反射鏡)も含めた総合的な開発を行うことにより、従来の水銀入りディスチャージヘッドランプと同等の性能を実現した。

従来のディスチャージヘッドランプは、一部の高級車を中心に搭載されていたが、同開発ではバラストの小型化にも成功したことで、小型車や大衆車にも採用が拡大している。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る