ダイムラー、航空宇宙&防衛企業の EADS への出資を解消

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ディーター・ツェッチェ ダイムラーAG取締役会会長兼メルセデスベンツヘッド
ディーター・ツェッチェ ダイムラーAG取締役会会長兼メルセデスベンツヘッド 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーは4月17日、欧州に本拠を置く航空宇宙&防衛企業のEADSへの出資を解消すると発表した。

EADSは2000年7月、フランスとドイツ、スペインの3企業の合併によって設立され、現在ではボーイングに次ぐ世界第2の航空宇宙&防衛企業。傘下には、エアバス社などを有する。

ダイムラーは、EADSが2000年に設立された当初からの株主。過去にも段階的にEADSへの出資比率を引き下げてきたダイムラーだが、今回、同社が保有するEADSの全株式を売却すると発表した。6110万株を、投資家に売却する予定。これは、EADSの全株式のおよそ7.5%にあたる。

売却予定額は、1株あたり37ユーロ(約4700円)。これにより、ダイムラーはおよそ6億ユーロ(約765億円)の資金を得る見通し。

ダイムラーのBodo Uebber取締役は、「EADSの株式売却益が、2013年のフリーキャッシュフローや現在の事業の収益に、ポジティブな効果を与えるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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