アウディは4月17日、中国で4月20日に開幕する上海モーターショー13において、新型車の『A3セダン』をワールドプレミアすると発表した。
A3セダンは、3月に開催されたアウディのニューヨークモーターショー13のプレビューイベントで、報道陣に披露。しかし、ニューヨークモーターショー自体には、出品されなかった。上海モーターショー13が、A3セダンのワールドプレミアの舞台となる。
A3セダンは、新型『A3』シリーズの第3のボディバリエーションとして登場。新型A3は、すでに3ドアと5ドアの『A3スポーツバック』が発表済み。A3セダンはA3シリーズ初の4ドアセダンで、世界の幅広い顧客にアピールするモデル。
そのデザインは、『A4セダン』をコンパクトにしたような雰囲気。A3セダンのボディサイズは、全長4460×全幅1800×全高1420mm、ホイールベース2640mm。A4セダン(全長4720×全幅1825×全高1440mm、ホイールベース2810mm)と比較すると、A3セダンは260mm短く、25mm幅が狭い。ホイールベースは170mmコンパクトとなる。
新型A3シリーズ同様、A3セダンもフォルクスワーゲングループが新開発したモジュラープラットホーム、「MQB」を採用。これにより、大幅な軽量化を果たした。アウディによると、主力の「1.4TFSI」グレードの場合、車両重量は1250kgに抑えられるという。
その1.4TFSIグレードは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。最大出力140ps、最大トルク25.5kgmを引き出す。低負荷時に、2気筒を休止する気筒休止システムの効果もあり、欧州複合モード燃費は21.3km/リットル、CO2排出量108g/kmを実現している。