NEDO 日本初のスタンド一体型水素ステーションが開所 FCV普及へ実証

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海老名中央水素ステーション(ENEOSサービスステーションDr.Drive海老名中央店)
海老名中央水素ステーション(ENEOSサービスステーションDr.Drive海老名中央店) 全 1 枚 拡大写真

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4月19日、燃料電池車(FCV)の本格普及に向け、日本で初めてガソリンスタンドと一体型の水素ステーションが開所したと発表した。

JX日鉱日石エネルギーと水素供給・利用技術研究組合が、神奈川県海老名市のENEOSサービスステーション敷地内に水素充填設備を設置した。

供給する水素は、ガソリンのサプライチェーンと同様に、製油所などで大量・効率的に製造した水素を輸送し、ステーションで畜圧器(ボンベ)に貯蔵。FCVの本格普及期における水素の大量供給を想定したNEDOの実証プロジェクトとして実施する。

昨年11月の一般高圧ガス保安規則改正で、市街地への高圧圧縮水素スタンドの建設が可能になったことを受け、スタンド内に充填設備を設置した。

NEDOでは、愛知県豊田市のとよたエコフルタウン水素ステーションや同名古屋市の神の倉水素ステーションに建設した2ヵ所についても今後運用を開始し、実証データを取得する予定だ。

《レスポンス編集部》

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