【上海モーターショー13】VW、クロスブルークーペを発表…先進のPHVコンセプトカー

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フォルクスワーゲン クロスブルークーペ(上海モーターショー13)
フォルクスワーゲン クロスブルークーペ(上海モーターショー13) 全 10 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは4月19日、中国で4月20日に開幕する上海モーターショー13のプレビューイベントを開催し、コンセプトカーの『クロスブルークーペ』を初公開した。

同社は2013年1月、デトロイトモーターショー13に、『クロスブルーSUV』を出品。その発展形が、上海モーターショー13でワールドプレミアされるクロスブルークーペとなる。

クロスブルークーペは、SUVとクーペを融合したスタイリッシュな1台。ボディサイズは全長4889×全幅2015×全高1679mm、ホイールベース2980mm。低くワイドなプロポーションが強調される。足元は、285/44サイズの大径タイヤと22インチのアルミホイールで引き締められた。

パワートレインは、先進のプラグインハイブリッド(PHV)。エンジンは直噴V型6気筒ガソリンターボ「TSI」で、2個のモーターを組み合わせ、4輪を駆動する。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は415ps、71.4kgm。強力なPHVシステムを得たクロスブルークーペは、0-100km/h加速を5.9秒で駆け抜け、最高速は236km/hに到達する。

二次電池は、蓄電容量9.9kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大で33km/h、最高速120km/hでゼロエミッション走行できる。その効果もあり、欧州複合モードは33.3km/リットルと環境性能は優秀。フォルクスワーゲンによると、燃料満タンでおよそ1190kmを走行できるという。

《森脇稔》

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