【上海モーターショー13】スズキ、中国での存在感拡大のカギになる四輪2台を発表

自動車 ニューモデル モーターショー
スズキ、プレスカンファレンスのようす
スズキ、プレスカンファレンスのようす 全 6 枚 拡大写真

スズキは上海に、3台の新型車を持ち込んだ。

ひとつはワールドプレミアムとなるセダン『AUTHENTICS(オーセンティックス)』。そしてチャイナプレミアムとなる『SX-4 S-CROSS』。そして最後はオートバイの『GW250S』で、こちらもワールドプレミアムだ。

AUTHENTICS(オーセンティックス)は、全長4600mm×全幅1815mm×全高1390mmのCセグメントのセダン。スポーティ&エレガントをコンセプトにする伸びやかでエモーショナルなスタイルが特徴だ。

また、SX-4 S-CROSSは3月のジュネーブショーで、既にワールドプレミアムは飾った1.6リッターのコンパクトSUVの量産型。中国には、今回のショーが初お披露目となる。

そしてGW250Sは、スズキの中国における合弁企業である常州豪爵鈴木摩托車有限公司が生産するロードバイク『GW250』(日本名:『GSR250』)にハーフカウルを装備したモデルとなる。

20日に行われたプレスカンファレンスには、スズキの海外四輪営業本部本部長・常務役員である近藤唯志氏がスピーチを担当。まずは、世界におけるスズキの大きな存在感と約30年にもなる中国でのスズキの活動をアピール。そして、スズキの培ってきたクルマ作りのテクノロジーとノウハウを注ぎ込んだCセグメント・セダンがAUTHENTICS(オーセンティックス)と説明した。そして、新しく長安鈴木に作っている第2工場において、2014年内の生産スタートを宣言したのだ。また、SX-4 S-CROSSは、同じく長安鈴木の第一工場において、2013年年末までに生産を開始するという。

GW250Sに関しては2013年6月から中国をはじめ、世界中での販売が開始される予定だ。

SUVとセダン・ニーズの高い中国市場において、スズキのシェア拡大に、大きく貢献しそうな期待の新型車の発表となった。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る