車両6台が関係する多重衝突で3人死傷、脇見運転が主因か

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18日午前11時10分ごろ、奈良県天理市内の名阪国道下り線を走行中の大型トラックが前走する乗用車に追突。これを発端として車両6台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が死傷。警察は追突側のトラックを運転していた50歳の男を逮捕している。

奈良県警・高速隊によると、現場は天理市福住町付近で片側2車線の直線区間。大型トラックは第1車線を走行していたが、減速しないまま前走する乗用車に追突。この乗用車がさらに前にいたクルマ2台を第2車線側へ弾き飛ばして事故を誘発。結果として車両6台が関係する多重衝突に発展した。

弾き飛ばされた乗用車が大破し、運転していた愛知県安城市内に在住する65歳の男性が頭部強打でまもなく死亡。同乗していた50歳の女性と、別のクルマを運転していた29歳の男性が重傷を負った。警察は追突側のトラックを運転していた大阪府堺市内に在住する50歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

調べに対して男は「衝突直前まで脇見をしていた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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