【上海モーターショー13】米デトロイトから新型EVスポーツ、SP:01…世界最速EVを宣言

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デトロイトエレクトリック社のSP:01
デトロイトエレクトリック社のSP:01 全 10 枚 拡大写真
米国のデトロイトエレクトリック社は、中国で4月20日に開幕した上海モーターショー13において、新型EVスポーツカー、『SP:01』をワールドプレミアした。

デトロイトエレクトリック社は1912年、米国ミシガン州デトロイトに設立された老舗メーカー。当時としては、画期的な電気自動車を生産していたEVのパイオニア的存在だ。しかし、1930年代に会社は消滅している。

2008年、英国ロータスエンジニアリングの元CEO、Albert Lam氏らによって、デトロイトエレクトリック社が復活。新生デトロイトエレクトリック社が送り出す最初のEVが、上海モーターショー13で初公開された新型EVスポーツカー、SP:01。

SP:01は、ロータス『エキシージ』のシャシーをベースに開発。ミッドシップにレイアウトされたモーターは、最大出力201ps、最大トルク23kgmを引き出す。カーボンファイバー製のボディは、車両重量は1068kgと軽量。二次電池は、蓄電容量37kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で最大290km以上が走行でき、充電に要する時間は、約4時間20分。

上海モーターショー13において、デトロイトエレクトリック社は、このSP:01が「世界最速の量産ピュアEVスポーツカー」と宣言。同社はその根拠として、0-100km/h加速3.7秒以下、最高速249km/hのパフォーマンスデータを開示した。

なおデトロイトエレクトリック社は、SP:01を世界限定999台で今夏から量産に移す計画。米国でのベース価格は、13万5000ドル(約1350万円)と公表されている。中国市場にも投入する予定。

《森脇稔》

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