【新聞ウォッチ】インディカー日本人初Vの琢磨選手、気分も「最高」

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佐藤琢磨
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年4月23日付

●日本車中国で反転攻勢、上海モーターショー親近感アピール(読売・10面)

●円安、100円前後足踏み、株、今年最高値更新(読売・10面)

●琢磨「夢のよう」インディ初V(読売・24面)

●アイシン4季ぶりVバスケットボール日本リーグ(読売・25面)

●ユニクロ、世界で賃金統一、柳井会長表明、人材確保狙い(朝日・1面)

●スピード超過音で注意喚起、トヨタ実験、高齢ドライバー対象(産経・10面)

●川重・三井造船が統合交渉売上高1兆8000億円(産経・11面)

●ベンツが新SUV(東京・7面)

●交通事故進む厳罰化、亀岡暴走きょう1年(東京・30面)

●パナソニック、車載用に注力、社員2割削減、リチウムイオン電池事業(日経・1面)

●トヨタ、成都工場再開、四川地震、都市の通信・交通回復(日経・7面)

●米タイヤ生産3割増強、東洋ゴム、新車販売回復受け(日経・11面)

●米増産投資100億円上積み、富士重、年産能力37万台に(日経・13面)

●生産能力なお過剰、国内リストラ正念場 三菱自水島のライン集約(日経・13面)

●51組合がベア獲得、全トヨタ販売労組(日経・13面)

●積水ハウスとホンダ、歩行補助装置の住宅内利用研究(日経・15面)

ひとくちコメント

米カリフォルニア州で行われたインディカー・シリーズ第3戦決勝で、日本人として初優勝した佐藤琢磨ドライバーの快挙ぶりをスポーツ紙はともかく、一般紙でも大きく報じている。

第一報は22日の夕刊。「琢磨球日本人初V」(読売)をはじめ「完璧な走り『夢のよう』」(朝日)などの見出しで、東京は1面の準トップ、普段は大リーグやゴルフ情報を大きく取り上げる日経のスポーツ面でもトップ記事として報じられた。

快挙の続報はきょうの各紙にも「佐藤琢磨『最高の気分』」(日経)などと掲載。夕刊のない産経はスポーツ面と人物コラム「きょうの人」で紹介。「夢のようだった。優勝するときはこういうふうに来るんだということを感じた」と、笑顔を輝かせたと伝えている。

読売は「02年にF1にデビューし、04年の米国GPで鈴木亜久里以来、日本人2人目の3位入賞。その鈴木氏が代表を務めるスーパーアグリF1チームが資金不足で撤退という事態に直面しても、表彰台の頂点を狙う意欲が衰えることはなかった」と解説。「だが、復帰への道は険しかった」とも。

そのインディのレースだが、日本でもホンダのツインリンクもてぎで開催されていたが、2012年から中止されている。日本で観戦できないのは残念だ。

《福田俊之》

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