【上海モーターショー13】マセラティ初のディーゼル、ギブリ 新型に…最大トルクは61.2kgm

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新型マセラティ ギブリ (上海モーターショー13)
新型マセラティ ギブリ (上海モーターショー13) 全 4 枚 拡大写真

イタリアの高級車メーカー、マセラティが4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13でワールドプレミアした新型『ギブリ』。同車には、マセラティの量産車としては初めて、ディーゼルエンジン搭載車が設定される。

マセラティは2012年9月、パリモーターショー12において、ギブリの復活を発表。新型ギブリは、ハイエンドEセグメントに属する4ドアサルーンとして開発され、『クアトロポルテ』の小型版として誕生した。

搭載エンジンは、全3種類。このうち、ガソリンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。ベースグレードの「ギブリ」用は、最大出力330ps、最大トルク51kgmを発生。高性能グレードの「ギブリS」は、最大出力410ps、最大トルク56.1kgmを引き出す。

上海モーターショー13で発表されたディーゼル仕様は、3.0リットルV型6気筒をターボチャージャーで過給したユニット。最大出力は275ps、最大トルクは61.2kgm。ディーゼル特有の豊かなトルクは、ガソリン高性能版の56.1kgmを上回る。

その効果で、0-100km/h加速は6.3秒の実力。ガソリンの5.6秒、5秒(ギブリS)と比較しても、遜色ない。それでいて、欧州複合モード燃費は16.7km/リットル、CO2排出量は160g/kmと、環境性能に優れている。

《森脇稔》

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