メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、ヨーロッパラウンドが始まって気温が下がれば、バーレーンGPで発生したタイヤトラブルは解消できると展望を語っている。
先般、ロス・ブラウン代表はバーレーンGPの前に、サキールサーキットで良いパフォーマンスが出せれば、残りの全コースでも大丈夫だろうという予想を語っていた。現実には、ニコ・ロズベルグがポールポジションを手に入れはしたものの、2人のドライバーはタイヤのオーバーヒートに苦しめられ、ポディウムを争うことすらできなかった。
ハミルトンは語る。「タイヤの問題について長い時間をかけて話し合いをした。開幕からの4戦分のデータを解析した結果、気温の低いヨーロッパラウンドはわれわれに有利だという結論に達した」
「熱的には最も困難なレースは終わったが、これから改善しなければならない点も多数ある。5位、3位、3位、5位という結果はむしろラッキーだったと思っている。メルセデスAMGでドライブすると決めた頃には、もっと悪い成績を予想していたくらいだからね」
バーレーンGPでハミルトンは3戦連続のポディウムを逃しはしたが、ギヤボックス交換やレース前半の流れなどを勘案すれば、リザルトの5位は上出来だと彼は語る。
「非常にポジティブなレースだったと理解している。僕自身は非常に満足だ。5位は望外の成績だったよ。僕は落胆なんかしていないよ」