【上海モーターショー13】キャデラック XTS、中国仕様は2.0ターボも設定

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キャデラック XTS(上海モーターショー13)
キャデラック XTS(上海モーターショー13) 全 7 枚 拡大写真

4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13。米国の自動車最大手、GMのキャデラックブランドのブースの主役は、2月に現地発表された『XTS』が務めた。

XTSは2011年秋、ロサンゼルスモーターショー11で発表。『DTS』と『STS』の後を継ぐキャデラックの新しい上級サルーンだ。ボディサイズは、全長5131×全幅1851×全高1501mm、ホイールベース2837mm。レクサス『LS』の標準ボディ(全長5090×全幅1875×全高1465mm、ホイールベース2970mm)よりも、約40mm長い堂々の大きさである。

室内のゆとりはクラス最大級で、後席レッグルームは1016mmを確保。キャデラックによると、BMW『5シリーズ』よりも100mm以上の余裕があり、メルセデスベンツ『Eクラス』やアウディ『A6』に対しても、50mm以上のゆとりがあるという。

XTSは従来、カナダ・オンタリオ州のオシャワ工場だけで組み立てられていた。しかし、2013年2月下旬、XTSの中国発表に合わせて、キャデラックは上海工場において、XTSの中国現地生産を開始。すでに2000台以上を売り上げた。

現地生産されるXTSは、中国の顧客の嗜好に合わせて、北米向け(3.6リットルV型6気筒)よりも排気量の小さい2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを用意。ダンパーの減衰を磁性体で行う「マグネティックライドコントロール」を標準装備。車載インフォテインメントの「CUE」も設定される。

キャデラックは中国市場へ2006年に進出。2012年は年間、3万0010台を中国で販売した。今後はこのXTSを核に、中国でのさらなる販売増を目指す。

《森脇稔》

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