スズキが発表した2012年度(2012年4月~13年3月)の四輪車の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度比2.7%増の287万8435台となり、2年ぶりに前年度を上回り、過去最高を記録した。
国内生産は8月以降は前年度を下回ったが、通年では同2.3%増の104万4117台と、3年連続で前年度を上回った。海外生産はタイ、インドネシア、インドが順調で、同2.9%増の183万4318台で、2年ぶりに前年度を上回った。国内、海外ともに過去最高を記録した。
国内販売は同12.7%増の67万1823台と、2年連続のプラスとなった。軽自動車は現行全車種で増加、同13.7%増の58万6462台で、7年ぶりのプラスとなった。登録車は『スイフト』などの好調な販売などで、同6.3%増の8万5361台と、3年連続で前年度を上回った。
輸出は同22.8%減の18万6208台と、2年連続で前年度を下回った。アフリカを除く地域が不振だった。