マツダ、クリーンディーゼルエンジンの開発で、日本機械学会賞などを受賞

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SKYACTIV-D(スカイアクティブディー)
SKYACTIV-D(スカイアクティブディー) 全 2 枚 拡大写真

マツダは、同社の研究者が、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の開発において、「2012年度 日本機械学会賞(技術)」および「第45回 市村産業賞 功績賞」を受賞したと発表した。

日本機械学会賞は、機械工学と工業の発展を奨励することを目的に、優秀な論文や技術などに対して毎年与えられるもの。マツダが日本機械学会賞(技術)を受賞するのは8回目で、これまでに「自動車用ロータリー機関の実用化」、「自動車用ミラーサイクルエンジンの開発」、「超高圧縮比ガソリンエンジン(1.3L)の開発」などでの受賞実績がある。

市村産業賞は、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに毎年贈呈されるもの。マツダが市村産業賞を受賞するのは、独自のアイドリングストップシステム「i-stop」での「第42回 市村産業賞 貢献賞」の受賞に次いで3回目で、功績賞を受賞するのは今回が初めて。

今回の受賞では、自動車用量産ディーゼルエンジンとして世界一の低圧縮比(14.0)の実現や高効率過給の採用などにより、走行性能と環境性能を高次元で両立したクリーンディーゼルエンジンを開発し、日本国内のディーゼルエンジン乗用車市場を創出した点などが評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

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