純国産水陸両用バス、山中湖で運行開始…“KABA”が2台に

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山中湖で運行を開始する純国産水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA 2」
山中湖で運行を開始する純国産水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA 2」 全 30 枚 拡大写真

富士急グループの富士急山梨バスは、山中湖を周遊する純国産の水陸両用バス『YAMANAKAKO NO KABA 2』を4月26日から運行を開始する。

同社では、2011年から山中湖で水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」を運行している。1号車では海外製の船体を使っていたが、26日から運行する2号車の新型車両では全ての製造工程を日本国内で行った。

車体デザインは、デザイナーの水戸岡鋭治氏によるもので、1号車よりも丸みを帯びてそのフォルムは“KABA”の名に相応しいものに仕上がった。客席数は6席増え40席と団体客の利用をしやすくしている。

1日5~6便運行される水陸両用車は、乗車時間が約30分で、陸上走行を約10分、湖上走行は20分、湖上では6.0ノット(おおよそ11km/h)と、実際に試乗すると安定した航行でクルージングを楽しめ、山中湖から富士山を望む絶景のポイントに案内してくれる。

また、陸上走行から山中湖にダイビングするタイミングでは、水しぶきの豪快さを味わえ、アテンダントのお姉さんが車内を盛り上げて、子供も楽しめるミステリーツアーに仕立てている。

同社の担当者は「2011年4月に1号車が運行を開始してから約9万人を超える利用者がありました」と話し、好評のため2台体制で観光客の需要に応えるという。

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