ボルボ C30 のEV、C30 エレクトリック が進化…充電は1.5時間に短縮

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ボルボ C30エレクトリック
ボルボ C30エレクトリック 全 5 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは4月23日、市販EVの『C30エレクトリック』の改良モデルを欧州で発表した。

2009年に発表されたC30エレクトリックは、ボルボ『C30』をベースに開発された市販EV。最大出力111psを発生するモーターを搭載。二次電池は蓄電容量24kWhのリチウムイオンバッテリーで、センタートンネルと燃料タンク部分にレイアウトする。動力性能は、0-100km/h加速10.5秒、最高速130km/h。1回の充電で最大150kmを走行でき、充電は230Vソケットで約8時間。

今回ボルボカーズは、C30エレクトリックにデビュー以来、初の改良を実施。シーメンス製の新型モーターを採用した。このモーターは、最大出力120psと従来よりも9psパワーアップ。最大トルクも25.5kgmへ強化された。0-70km/h加速は5.9秒の実力。最大航続可能距離も164kmへ引き上げられた。

また改良モデルには、新開発の急速充電システムを採用。1時間30分での充電を可能にした。ボルボカーズによると、20km程度を走るだけなら、10分の充電で済むという。

ボルボカーズは、C30エレクトリックの改良モデルを、2013年夏から、欧州でリース販売する計画。100台の販売を予定している。

《森脇稔》

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