モンスター田嶋、パイクスピークに今年もEVレーサーで参戦…スーパー86での参戦は否定

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
田嶋選手とE-RUNNER パイクスピーク スペシャル&スーパー86
田嶋選手とE-RUNNER パイクスピーク スペシャル&スーパー86 全 3 枚 拡大写真

「モンスター田嶋」こと、田嶋伸博選手。同選手が6月、米国で開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに、『スーパー86』で参戦すると海外の一部メディアが報じている。

4月25日、自動車メディアの『MOTOR AUTHORITY』が伝えたところによると、田嶋選手は2013年のパイクスピーク国際ヒルクライムに、トヨタ『86』をモチーフとしたスーパー86でエントリーするという。田嶋選手といえば、EVレーシングカー、『E-RUNNER パイクスピーク スペシャル』で今年もパイクスピークに参戦すると発表済み。実際、パイクスピークの公式サイトでも、田嶋選手とE-RUNNER パイクスピーク スペシャルがエントリーリストに名前を連ねる。同メディアの報道は真実なのか。

スーパー86は、トヨタの新型スポーツカー、86のモチーフを外装に取り入れたレース専用車。フロントマスクにこそ、86のイメージが表現されているが、エンジンはミッドシップに搭載されるなど、市販の86とは別モノ。排気量2977ccのV型6気筒ガソリンエンジンは、2個のターボチャージャーで過給。最大出力670ps/7800rpm、最大トルク82.5kgm/5000rpmを引き出す。トランスミッションは6速シーケンシャル、駆動方式は4WD。

スチール製のスペースフレームに、カーボンファイバー製ボディを載せ、車両重量は1080kg。ダブルフラップの大型ウイングやディフューザーが、強大なダウンフォースを発生する。田嶋選手は4月20-21日、福岡県で開催された2013年JAF全日本ダートトライアル選手権 第2戦「RASCAL SPRINGF TRIAL IN KYUSYU」に、このスーパー86で参戦。見事に優勝を成し遂げた。

果たして田嶋選手は、EVレーサーからスーパー86に乗り換えて、今年のパイクスピークの頂上を目指すのか。モンスタースポーツの広報担当者は、「この報道は誤報ですね」とキッパリ否定。さらに、「今年もEVレーシングカーで参戦するので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る