インディカー日本人初勝利の佐藤琢磨が凱旋会見…「理想に近いドライビングが出来てきた」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
インディカー日本人初勝利の佐藤琢磨選手凱旋会見(ホンダ青山本社)
インディカー日本人初勝利の佐藤琢磨選手凱旋会見(ホンダ青山本社) 全 28 枚 拡大写真

インディカーシリーズ第3戦のトヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチで日本人として初勝利を収めた佐藤琢磨選手。4月26日、ホンダの青山本社で凱旋会見が行なわれた。

勝利直前の心境については「一つひとつのコーナーを噛み締めるように走りました。しかし最後のラップは、緊張感と本当に勝つんだという喜びがあり、言葉で表現することが難しい状態。喜びを爆発させたいが最後まで抑えないといけないあの感覚は、非常に印象に残っています」と話した。

36歳という年齢での勝利について問われると「20代のドライバーは勢いもあるし、フィジカルも強いです。一つひとつのファクターでは勝てないけれど、集中力や落ち着き、そしてクルマとの一体感。そうしたレーシングドライバーの理想に近づけるドライビングが出来てきた気がします。優勝を通じてメンタルはいま急上昇中ですし、フィジカルも鍛え続けます。ただしこの歳になると怪我もありますので、アフターケアも大事にしています」と自身を分析。

「メンタルもフィジカルも維持できているのは、勝ちたいという気持ちがあるからですね。次へ次へという気持ち。今後は、勝利を重ねること。次のレースが大事だということです。今回は、完全制覇に近い勝ち方だったので、なおさら次にどう走るか。ですから、サンパウロでしっかりとしたレース運びで優勝を狙いたいですね。そしてインディ500。全チームが優勝を目指してくるのでこれをどう戦うかです」とし、すでに次の戦いとさらなる勝利への意欲を話した。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る