八千代工業が発表した2013年3月期の連結決算は、最終損益が17億7900万円の黒字となった。前期は18億4900万円の赤字だった。
自動車部品における増収に伴う利益の増加や、原価改善効果及び減価償却方法を定率法から定額法へ変更したことによる減価償却費の減少などが主な要因。
売上高は前年同期比12.0%減の2389億6700万円。営業利益が同60.4%増の54億2100万円。経常利益が同65.1%増の55億9800万円だった。
今期の業績見通しについては、売上高が同2.5%増の2450億円、営業利益が同43.9%増の78億円、経常利益が同30.4%増の73億円、最終利益は同12.4%増の20億円となる見通し。