アルパイン通期決算…競争激化による収益圧迫で大幅減益

自動車 ビジネス 企業動向
アルパイン・STE-G170S(参考画像)
アルパイン・STE-G170S(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

アルパインが発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比59.2%減の23億0500万円で大幅減益となった。

売上高は同9.6%増の2223億0900万円。主要取引先自動車メーカーの生産・販売が回復したことや米国の自動車販売が好調に推移したことを受け、自動車メーカー向け売上が伸長した。

しかし、円高が是正される傾向はあるものの、日・米・欧の市販市場で競合各社との販売競争が激化したことに加え、自動車メーカー向け純正品の売上構成の変化や車載用ディスプレイやHDDなど部材コストの高止まりが収益を圧迫。経常利益は同34.2%減の42億9100万円、最終利益は、同61.8%減の17億4700万円となった。

今期の業績見通しについては、売上高が同8.9%増の2420億円、営業利益が同116.9%増の50億円、経常利益が同28.2%増の55億円、最終利益が同71.7%増の30億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る