JR東日本が発表した2013年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比16.6%増の3175億円と、大幅増益となった。
売上高は同5.5%増の2兆6718億円と増収だった。前期の東日本大震災による影響の反動などにより、鉄道輸送量が前年同期を上回ったことなどから運輸業が順調だった。駅スペース活用事業、ショッピング・オフィス事業も増収だった。
営業利益は、運賃収入増加などの効果で同10.4%増の3976億円となった。当期純利益は災害に伴う受取保険金の増加などで、同61.3%増の1754億円となった。
今期の通期業績見通しは、売上高が同0.8%増の2兆6920億円、営業利益が同0.9%増の4010億円、経常利益が同1.7%増の3230億円、当期純利益が同9.5%増の1920億円となる見通し。