クライスラーグループ、米工場に投資…9速AT用部品増産へ

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トレド工場
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米国の自動車大手、クライスラーグループは4月26日、米国オハイオ州のトレド工場に、1960万ドル(約19億円)を投資すると発表した。

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今回の投資は、燃費効率に優れた新世代9速AT用のトルクコンバーター増産が目的。2014年7月からトレド工場内への新設備導入工事を開始し、年内には工事を完了させる計画。

同工場製のトルクコンバーターは、インディアナ州のココモ工場へ送られ、9速ATに組み込まれる。この9速ATは、新型ジープ『チェロキー』に最初に搭載される予定。

クライスラーグループは9速ATをサプライヤーからの供給ではなく、自社で開発と生産を行う体制を構築する。

クライスラーグループのScott Garberding上級副社長は、「新世代の9速ATが、燃費に対する顧客の要望を満たす役割を担う。だからこそ、トレド工場は重要」と述べている。

《森脇稔》

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