クライスラーグループ、米工場に投資…9速AT用部品増産へ

自動車 ビジネス 企業動向
トレド工場
トレド工場 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループは4月26日、米国オハイオ州のトレド工場に、1960万ドル(約19億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、燃費効率に優れた新世代9速AT用のトルクコンバーター増産が目的。2014年7月からトレド工場内への新設備導入工事を開始し、年内には工事を完了させる計画。

同工場製のトルクコンバーターは、インディアナ州のココモ工場へ送られ、9速ATに組み込まれる。この9速ATは、新型ジープ『チェロキー』に最初に搭載される予定。

クライスラーグループは9速ATをサプライヤーからの供給ではなく、自社で開発と生産を行う体制を構築する。

クライスラーグループのScott Garberding上級副社長は、「新世代の9速ATが、燃費に対する顧客の要望を満たす役割を担う。だからこそ、トレド工場は重要」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. マイバッハ初の2シーターオープン「SL 680 モノグラム」米国発売へ、約3315万円から
  4. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る