エクレストン、ロングビーチF1開催交渉を認める

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バーニー・エクレストン
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F1興行部分の権益を一手に握るバーニー・エクレストンは、アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチのレース主催組織との間で、2014年のインディカー開催契約満了後のF1レース開催について話し合いを行ったと明かした。

「ロングビーチとは突っ込んだ内容には入らなかったが、話し合いそのものはあったよ」

F1が、アメリカ西海岸の開催地としてロングビーチに狙いをつけているという憶測が深まっていた矢先の、エクレストンによる肯定発言だ。昨年はアメリカ・テキサス州で初のF1が開催され成功を収めたばかりでもある。

スポンサーとの代理交渉を生業とするザク・ブラウンと、過去にロングビーチでF1レースの興行権を持っていたクリス・プークが、現在のオーナーであるケビン・カルコーベンとジェラルド・フォーサイスに興行権の買い取りを申し入れたことはすでに報じられている。ただし、この件についてカルコーベンは、「フォーサイスも私もロングビーチの興行を売り渡す考えはない。途方もない金額をオファーされない限り売却はない」と、否定的なコメントをしている。

ロングビーチでのフォーミュラレーシングの歴史は古い。1975年にアメリカのフォーミュラ5000選手権レースが開催され、翌年からはF1が開催された歴史がある。

「アメリカでの興行はいろんな相手と交渉をしているが、具体的な交渉先は明かせないよ」とはエクレストンの弁だ。

《編集部》

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