4月の日産米国新車販売、23.2%の大幅増…アルティマ が牽引
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日産ブランドは、前年同月比24.6%増の8万0003台と、2か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が2万1991台を販売。前年同月比は35.4%増と、6か月ぶりに前年実績を上回る。『セントラ』も1万0734台で、前年同月比は44.9%増と、3か月ぶりに回復。一方、『ヴァーサ』は14.2%減の7155台と、5か月ぶりのマイナス。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が4月の新記録となる1万1904台を販売。前年同月比は39%増と5か月ぶりに増加した。新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』は、214.7%増の6473台と、高い伸びが持続する。
インフィニティブランドは、前年同月比10%増の7844台と、2か月連続で増加。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比29%増の2996台と、5か月ぶりに回復。2012年4月に発売した新型クロスオーバーの『JX』は、前年同月比24.1%増の2580台と、引き続き好調。
日産の2013年1-4月米国新車販売は、前年同期比3.2%減の40万6128台。日産アメリカズのJose Munoz上級副社長は、「4月の結果は、アルティマ、セントラ、ローグなど主力車の好調によるもの」とコメントしている。
《森脇稔》