ホンダ、パイクスピークをスポンサー…500psの NSX で参戦へ

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HPD NSX
HPD NSX 全 1 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは4月23日、6月末に米国コロラド州で開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムを、スポンサーする契約を結んだと発表した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツ。

ホンダがパイクスピークをスポンサーするのは、今年が初めて。それだけに、二輪と四輪を合わせて9カテゴリーに、合計10台のホンダ車が参戦するという力の入れよう。

中でも、初代ホンダ(米国ではアキュラ)『NSX』のチューニングカーが、オープンクラスにエントリー。車名は、『HPD NSX』。HPDとは、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメントの略で、アメリカンホンダが北米でのモータースポーツをサポートするために、1993年に設立した会社。

HPD NSXは1991年式NSXをベースに、3.0リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンを下ろし、ALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)のレーシングカー用エンジンを移植。HR28TT型と呼ばれる2.8リットルV型6気筒ツインターボは、最大出力500psレベルを引き出す。

《森脇稔》

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