米天文学会、大統領と議会に対して宇宙関連予算のバランス維持を求める

宇宙 科学
ホワイトハウスwebサイト
ホワイトハウスwebサイト 全 4 枚 拡大写真

アメリカ天文学会は1日、バラク・オバマ大統領と連邦議会に対し、天文学、惑星科学、太陽物理学の各スペースミッションに配分される予算のバランス維持を求める声明を発表した。

天文学会は、2014年度連邦予算が自然科学分野を強力にサポートしていることを評価する一方、惑星科学関連予算の大幅な削減を例に出し、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のような大規模な事業でなくとも十分な支援を行うように求めている。

また、宇宙関連事業への不均衡なサポートは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の科学ミッション総局の宣伝活動にも悪影響を及ぼすとされる。

天文学会の関係者は、オバマ大統領の支援に感謝の意を示しつつ、「大学主導の宇宙ミッションの機会の減少が心配」とも述べている。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る