マレーシア労働組合会議、政府への9項目の要望を発表 人資省、失業保険導入に向け調整

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア労働組合会議(MTUC)は5月1日、「レイバー・デイ」の記念集会を開催し、9項目から成る政府への要望を発表した。

5月5日に予定されている総選挙後に速やかにこれらの条件を満たすよう求めている。

項目は▽アウトソーシングおよび契約による雇用システムの廃止▽雇用の保障▽民営化の撤廃▽政府間の取り決めを通じてのみ外国人労働者を雇用する▽低所得の労働者向けの低価格住宅の建設▽人種や性別、宗教に基づいた差別的な雇用慣行の撤廃▽連邦憲法の尊重、および法律改正により労働組合結成の自由、表現の自由を制限しない▽労働者の生活の質に脅威を与えるような抑圧、行動をしない--など。

MTUCによると、雇用主が最低賃金の導入を延期していることなども問題だという。集会には21の労働組合に属するおよそ700人が参加した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  6. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  7. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  10. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る