全日本空輸(ANA)は、2013年度ゴールデンウィーク(4月26日~5月6日)の利用実績をまとめた。
それによると、国内線は提供座席数が前年同期比2.0%増の206万6624席と増やしたものの、旅客数は同0.9%減の132万0889人と前年割れとなった。利用率は63.9%だった。
「旅割」運賃など、プレジャー需要が堅調に推移したものの、日並びの悪さが影響し、旅客数はマイナスとなった。方面別では、再開した羽田~石垣線など、沖縄方面が好調だった。
国際線は提供座席数が同1.4%減の25万8314席、旅客数が同4.2%減の18万9664人と落ち込んだ。利用率は73.4%だった。
距離路線の旅行需要を中心に、堅調に推移したが、中国線が前年を下回り、全体の旅客数を押し下げた。方面別では、リゾート線、北米線、欧州線が好調だった。