1-4月のアウディ世界新車販売、過去最速で50万台突破

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型アウディ A3 スポーツバック
新型アウディ A3 スポーツバック 全 4 枚 拡大写真

アウディのドイツ本社は5月7日、4月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数はおよそ13万3500台。前年同月比は6.6%増と、引き続きプラスを維持している。

市場別では、信用不安の欧州が、前年同月比1.9%減の6万5500台と、2か月連続で前年実績を下回った。このうち、地元ドイツは3.7%減の2万3411台と、2か月連続で前年実績を割り込む。

ドイツに続いたのは英国。4月は1万0205台を売り上げ、前年同月比は9.4%増と4か月連続で増加した。フランスは5648台にとどまり、前年同月比は10.2%減。スペインは8.6%減の3392台と、2か月連続で前年実績を下回る。イタリアは19.4%減の3920台と、3か月連続で減少。ロシアは11.1%増の3651台と、引き続き好調。

アジアパシフィック地域は4月、前年同月比15.6%増の4万5350台と、2か月連続の2桁増。このうち、中国(香港を含む)は3万8710台を売り上げ、前年同月比は13.1%増と2か月連続で増加した。米国は、月販記録としては過去3番目に多い1万3157台を販売。前年同月比は14.2%増と、28か月連続で前年実績を超えている。

アウディによると、欧州では新型『A3スポーツバック』や『Q5』が人気。米国では、Q5や『A6』が支持されたという。中国では、ロングホイールベース仕様の『A6L』が販売の中心。

アウディの2013年1‐4月世界新車販売は、前年同期比6.7%増のおよそ50万3000台。4か月で50万台を超えたのは、過去最速のペース。同社のルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「北米とアジアの力強さが世界成長の原動力」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る