トヨタ豊田社長、5年ぶりの”単黒”を評価

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車2013年3月期決算会見
トヨタ自動車2013年3月期決算会見 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は5月8日の決算発表会見で、前期(2013年3月期)の業績評価について、「何といっても単独の営業利益が5年ぶりに黒字となったこと」と指摘した。

前期の単体決算は営業利益が2421億円(前期は4398億円の赤字)、純利益は前期比約20倍の6977億円だった。リーマン・ショック後の需要減や2010年以降の超円高局面で単体の営業収支は赤字が続いていた。この間の固定費の削減や仕入先との原価低減、さらに最近の円高是正が収益の大幅な改善につながった。

赤字転落した09年に就任した豊田社長は、就任時の会見で「税金も納められない悔しい状況」と述べた。法人税等の納税につながる単体業績の立て直しにこだわってきただけに、営業黒字への転換を前期業績最大のハイライトと位置付けた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る