NASA、上層大気観測用ロケット2機の打ち上げに成功

宇宙 テクノロジー
Terrier Improved Orion
Terrier Improved Orion 全 2 枚 拡大写真

アメリカ航空宇宙局(NASA)は5月7日、超高層大気観測用ロケット「Terrier-Oriole」と「Terrier-Improved Orion」をマーシャル諸島共和国・ロイ=ナムル島から打ち上げたと発表した。

「Terrier-Oriole」は日没後の太陽風研究のために打ち上げられたロケット。

「Terrier-Improved Orion」はEVEX(Equatorial Vortex Experiment)ミッションの一部を担うロケット。EVEXは、超高層大気内での激しい雷雨を理解・予測する研究。激しい雷雨は衛星通信やGPS通信を妨げる可能性がある。

7日の早朝に打ち上げられたロケットの飛行時間は12分。南太平洋上の赤道域電離層通過中、研究用の科学計器は順調に作動していた。

なお、今回のロケット発射は、今年マーシャル諸島で予定されている全4回のうち、2回目と3回目に当たる。1回目と4回目は電波伝播研究のMOSC実験支援が目的。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る