4月のヒュンダイ米国新車販売、1.7%増…2か月ぶりに回復

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ・エラントラ
ヒュンダイ・エラントラ 全 8 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは5月1日、4月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、4月の新記録となる6万3315台。前年同月比は1.7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

画像:ヒュンダイの米国主力車

乗用車系では、小型車の『エラントラ』が2万4445台を販売。前年同月比は45.2%増と、10か月連続で増加した。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果もある。

一方、主力中型セダンの『ソナタ』は4月、1万6077台にとどまった。前年同月比は21.7%減と、4か月連続で前年実績を下回る。入門コンパクトカーの『アクセント』も、前年同月比23.2%減の4730台と、8か月連続の前年割れ。大型セダンの『アゼーラ』は新型投入により、前年実績の1.5倍の1409台を登録する。

また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、2584台を販売。前年同月比は27.2%減と2か月連続のマイナスとなった。コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』も3120台にとどまり、前年同月比は2.3%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

SUV系では、新型『サンタフェ スポーツ』を投入した『サンタフェ』シリーズが、前年同月比9.8%増の6940台と、8か月連続で増加。『ツーソン』は4.5%減の3733台と、3か月連続の前年実績割れ。

ヒュンダイモーターの2013年1‐4月米国新車販売は、前年同期比0.8%増の22万7645台。ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフチック社長兼CEOは、「今後も中型セダンを中心に、需要に見合う生産量を確保するよう努力していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る