SGホールディングス、シンガポール物流会社を買収

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シンガポール物流会社、アメロイド本社のあるビル
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SGホールディングスは、グローバルネットワークの拡充・強化を目的に、シンガポールの物流会社のアメロイドを買収することで基本合意したと発表した。

大型船寄港が可能なシンガポールは、アセアン域内貨物の世界各地への輸送ハブとして重要な都市となっている。アメロイドは、シンガポール国内の路線・運送・倉庫業を主力業務とするフォワーディング周辺業務でシンガポール国内トップ5(売上高ベース)に入る。SGホールディングスでは、同国内の企業間物流強化に最適であると判断し、買収を決定した。

これによりシンガポールの陸送運輸機能の確保・拡充、倉庫機能などの拡充を図る。また、佐川急便シンガポールの海上・航空貨物事業との相互補完を図ることで、日本、アセアン域内発着貨物の取り込みも強化する。

SGホールディングスでは、シンガポールのSGホールディングス・グローバルを海外統括会社と位置づけ、海外事業強化に向け本格稼働を開始した。今回のアメロイド買収はこの足掛かりとして、まず本拠地であるシンガポールの物流を強化する

SGホールディングスでは今年度からスタートしたThird Stage Plan達成に向け、海外事業強化を図り現状の事業規模を5倍にする目標を掲げている。今後も、ネットワーク構築とスケール確保を図り、SGグループ一丸となって志向しているグローバル・フレイト・フォワーディング事業の拡充のため、積極的なM&Aを展開する。

《レスポンス編集部》

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