自工会豊田会長「国内市場の活性化に取り組んできたということに尽きる」

自動車 ビジネス 企業動向
日本自動車工業会 豊田章男会長 会見
日本自動車工業会 豊田章男会長 会見 全 4 枚 拡大写真

日本自動車工業会の豊田章男会長は5月13日に都内で会見し、「日本のものづくり基盤を守るために、いわゆる6重苦解消による事業環境の改善や国内市場の活性化に取り組んできたということに尽きる」と、会長就任から1年を振り返った。

さらに「長い間隔でいうと、失われた20年の間、時価総額で約360兆円、日本はバリューを失った。アベノミクスでその約半分である170兆円ほどを取り返してきた。全体が60数%復活した中で、自動車関係は80数%ということで、そのバリュー復活に多少貢献できたかなと思っている」とも語った。

その上で、「やはり自動車産業が、とくにこの1年の厳しい段階から復活したのも、確かにアベノミクスの効能もあるが、やはりそこまでに至る各社の企業努力の結果以外のないものでもないと思っている。それゆえに今後の成長において、自動車産業は何とか真の競争力をもって持続的成長ができる、いわば今、スタートラインにたったばかり」と強調した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る