【メルセデスベンツ Eクラス 発売】若返りを狙ったデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ・E63AMG 4MATIC
メルセデスベンツ・E63AMG 4MATIC 全 6 枚 拡大写真

マイナーチェンジした新型『Eクラス』は、これまで弱かった30代から40代ユーザーの開拓も目的のひとつとしてデザインされたという。

【画像全6枚】

メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画2課の渡辺彬さんによると、「これまでのユーザー層はそのままに、新たなユーザー層を開拓すること。特に他社と比較し30代から40代が若干弱いことから、その年代に、より魅力的に認識してもらうことが目的にありました」と述べる。

一例として、日本でのEクラスの年齢層は、50代から60代で約7割を占めていると渡辺さん。「もちろん非常に大事なユーザーです。しかし、自分たちが苦手としているユーザーを少しでも増やしたい。理想では30代から40代の若くして高収入で、野心的な方に認めてもらえれば」と話す。

そこで、フロントグリルを一新するなどで、ダイナミックさ、スポーティさを前面に出し、ユーザー層の若返りを狙うことも目的だったと語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  4. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る