ボーイングは5月15日、『P-8I対潜哨戒機』が予定通りにインドのラジャリ海軍基地に到着したことを伝えた。
このP-8Iはボーイングが2009年に注文を受け、インド向けに製造している8機中の1機である。
「ボーイングはインド海軍の海洋パトロールに対する要求を満たす、この進歩的な航空機を納入することを誇りに思う。我々の顧客とインドのサプライヤーを含むP-8Iのチームは、共に働いて素晴らしい仕事を成し遂げ、我々は今年の終わりに次の2機のP-8Iを納入する途上にある」とボーイング軍用航空機の社長、クリス・チャドウィック氏は語った。
ボーイングの次世代737商用航空機をベースとしたP-8Iは、ボーイングがアメリカ海軍の為に開発しているP-8Aポセイドンのインド海軍用バージョンである。P-8Iはインドのユニークなデザインの特徴だけでなく、インドの海洋パトロールの要求に合わせ、インドで製造されたサブシステムを合体させたものである。