日産自動車の米国法人、北米日産は5月15日、EVの『リーフ』の米国における累計販売台数が2万5000台を達成したと発表した。
リーフは2010年12月、米国で発売。累計販売2万5000台は、発売から2年半での達成となる。米国でリーフの人気が高いのは、カリフォルニア州など西海岸。これは、充電ステーションなどのインフラ面の整備が進んでいることも要因。
また米国では、初の本格改良を施した2013年モデルの発売を機に、「S」グレードを新設定。米国ベース価格は2万8800ドル(約295万円)。これは従来の2012年モデルと比較して、6400ドル(約65万円)、率にして18%もの値下げ。
その効果もあり、4月のリーフの米国販売台数は1937台。前年実績に対して5.2倍と増え、3か月連続で前年実績を上回った。
日産自動車のEV販売&マーケティング責任者、エリック・ゴットフレッド氏は、「リーフの発売当初から、手頃な価格で機能的、運転して楽しいEVを普及させることを目指してきた」と述べている。