ボーイング、第4のGPS IIF人工衛星が軌道上の衛星群と合流

宇宙 企業動向
アトラスVによって打ち上げられるGPS IIF人口衛星
アトラスVによって打ち上げられるGPS IIF人口衛星 全 4 枚 拡大写真
ボーイングは5月15日、この日打ち上げに成功した4番目のGPS IIF人工衛星が衛星軌道上に達し、他の衛星群と合流することによって、世界中の何百万という人々が依存する、ナビゲーションとタイミング・リソースを近代化し続けることを公表した。

IIF人口衛星は、改良されたナビゲーションの正確性と妨害に対する抵抗力、そしてより強い軍用信号とより長い寿命を提供する。ボーイングは1978年に最初の人工衛星が打ち上げられて以来、GPSの主要な契約者であり、現在までに63機の内の41機のGPS人工衛星を軌道上に送り出した。

これはアトラスVロケットによる初めてのGPS IIFの打ち上げで、2012年の終わりにボーイングがアメリカ空軍から授かった、打ち上げ及び軌道上サポートの契約の下に打ち上げられた人工衛星である。アメリカ空軍は点検が済み次第、人工衛星が正常に機能していることを宣言することとなる。

ボーイングは12機のIIF人工衛星の契約下にあり、最初の3機は2010年と2011年、2012年にそれぞれ打ち上げられ、その役割を良く果たしている。残りの8機に関しては、ボーイングは今年中に3機を完成させ、他の5機は必要に応じて打ち上げの準備がされることとなる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る