インディアナポリス500マイル・レースの公式練習6日目が当地で行われた。
雨を予告した天気予報ははずれ、時間が進むにつれて空は晴れ上がり、夕方の気温は28度を超えた。
最速タイムをマークしたのはアンドレッティ・オートスポートのルーキー、カルロス・ムニョスで1周の平均スピードは225.163マイル/hだった。
この日の2番手、3番手にもライアン・ハンターレイとマルコ・アンドレッティが続き、アンドレッティ・オートスポートの1~3位独占となった。勿論このスピードはチーム5台で大編隊を組み、ドラフティングを利用して出したものである。
しかしながら同チームのマシンの仕上がりが良いことは確かなようだ。
佐藤琢磨は夕方、223.660マイル/hを記録し、一瞬4位につけ気を吐いた。この日は合計52周を走行し、最終的にはトップ10に残る、まずまずの進み具合だった。
明日は土曜日の予選を前にしての最後のプラクティス。通称「ファスト・フライデー」を迎える。ドラフティングなしでの単独走行でどれだけ速いマシンにセットアップ出来るかが課題となる。