NTN通期決算、142億の赤字…独禁法課徴金や早期退職募集費用などが影響

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NTN インホイールモータシステムを搭載したEV(参考画像)
NTN インホイールモータシステムを搭載したEV(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

NTNが発表した2013年3月期の連結決算は、最終損益が141億9500万円の赤字となった。前期は59億9300万円の黒字だった。

ベアリング取引についての独禁法関連で約72億円、早期退職優遇制度などの構造改革費用で約63億円を特別損失として計上したことが主な要因。

売上高は前期比0.7%減の5395億9400万円。自動車向け部品の販売は順調だったが、産業機械市場向け、補修・市販市場向けが伸び悩んだ。

営業利益が同64.9%減の72億7800万円、経常利益は同86.6%減の25億1200万円だった。なお、特別損失として、独占禁止法関連損失引当金繰入額72億3100万円、構造改革費用63億6400万円、事業再編費用30億2600万円、減損損失26億9200万円、投資有価証券評価損4億9100万円などを計上した。

今期の業績見通しは、売上高は前期比11.2%増の6000億円、営業利益は同312.2%増の300億円、経常利益は同815.6%増の230億円、最終損益は100億円の黒字となる見込み。

《纐纈敏也@DAYS》

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