エアバス、中国組み立てのシャークレット装備A320を中国東方航空に納入

航空 企業動向
中国東方航空A320
中国東方航空A320 全 2 枚 拡大写真

エアバスは5月17日、中国東方航空に中国で初となるシャークレットを装備したA320を納入したことを公表した。同時に、この航空機が天津で初めて組み立てられ、配送されたシャークレット装備のA320であることを明らかにした。

IAE V2500エンジンを搭載したA320は、8座席のビジネスクラスと150座席のエコノミークラスを含む快適な2種類のクラスのキャビンを特徴としている。そしてこのA320は5月18日に上海から大連に向けて初飛行を行う予定である。

「中国で最初のそして最も大きなエアバスの顧客として、中国東方航空とエアバスは長期に渡る良い協力関係を持っている。中国東方航空は、中国で初のシャークレットを装備したA320の顧客となったことを誇りに思っている。近い将来、中国東方航空はシャークレット装備のA320系列編隊をさらに広げることになるだろう」と中国東方航空の運航部の副社長、シュウ・ミンジャン氏は語った。

「我々は中国東方航空が、最初のシャークレットを装備したA320を受け取ったことを喜んでいる。中国で最も大きなエアバス編隊の運用者が、同時に最高4パーセントの燃料コストの軽減の恩恵を受ける中国で最初の航空会社であるという、我々の近い結びつきを示すものである」とエアバスの顧客部門のCOO、ジョン・リーヒー氏は語った。

中国東方航空は中国の最も大きな航空会社の1つであり、1985年にエアバスを運航した初の中国の航空会社でもある。現在同航空会社はA300、A319、A320、A321、A330、A340を含む230機以上のエアバス編隊を運航している。

エアバスの天津配送センターは2009年6月以来126機の航空機を配送し、2013年には合計46機の航空機を配送することを予定している。

《河村兵衛》

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