GMのオーストラリア部門、ホールデンで高性能車を開発するHSVは、HSV『GEN-F』をオーストラリアで発表した。
HSVとは、「ホールデン・スペシャル・ビークル」の略。HSVの最新作として登場したGEN-Fは、「ジェネレーションF」を意味し、新型に生まれ変わったばかりのホールデンの主力車、『コモドア』(VF型)をベースにした高性能バージョンを年内に発売する。
そのハイライトは、エンジン。トップグレードの「GTS」の場合、6.2リットルV型8気筒エンジンをスーパーチャージャーで過給。最大出力585ps/5900rpm、最大トルク75.5kgm/4200rpmを引き出す。
もちろん、パワーアップに対応して、足回りはサスペンションやブレーキを強化。外観は専用のエアロパーツや大径アルミホイールなどで迫力を増した。インテリアも、パフォーマンス重視の仕上げ。
HSVは、「オーストラリアの自動車の歴史において、最もパワフルな量産車」と説明している。