マセラティとBowers & Wilkins のプロジェクト、「Seven Notes World Tour 2013」開催…クアトロポルテV8のエンジン音を音楽に

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マセラティとBowers & Wilkins のプロジェクト、「Seven Notes World Tour 2013」開催
マセラティとBowers & Wilkins のプロジェクト、「Seven Notes World Tour 2013」開催 全 12 枚 拡大写真
5月23日、マセラティと、英国のハイエンドオーディオメーカー、バウワース&ウィルキンス(Bowers & Wilkins、以下B&W)は、“クルマから音楽を創り出す”という初の試みに挑戦したコラボレーションイベント「Seven Notes World Tour 2013」をR ギャラリー(東京都渋谷区)にて開催した。

このワールドツアーは、昨年9月にパリで発表した2社の業務提携を世界的にアナウンスするべく企画されたもので、4月のドバイを皮切りに、中国(北京・上海)、東京で開催。今後ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンで行われる予定だ。

マセラティ ジャパン マーケティング&PRディレクターの安部麻甲氏は、「マセラティのユーザーにマセラティの魅力を一言で語ってもらうと、皆さんエンジン音だと話すのです。そこに本社も興味を持ち、この素敵なパートナーシップが生まれました」と述べる。パートナーであるB&Wについては、我々と共通する部分が沢山あるとし、「非常に美しいシェイプを持ったエクイップメントを作っていたり、何といってもテクノロジーを大切にしているという部分がマセラティと共通しています」と話す。

B&WグループアジアCEOのラース・フンボー氏も、「プレミアムブランドの、ひとつの特定のカテゴリーの中で最高のものを作ろうという理念を共通して持っています」とした。

ラース・フンボー氏によると、マセラティのエンジン音が素晴らしいことから、音楽家のハウィー・ビー氏に2社共同で依頼し、イギリスのアビーロードスタジオをはじめ様々な場所で『クアトロポルテV8』のエンジン音を録音。その音源を検聴し7つの音階をエンジンの回転数から抽出して作品に仕上げた。

当日会場では、ハウィー・ビー氏自身が登場し、マセラティのエンジン音をミックスしたオリジナルサウンドを披露した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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